小中学生の合唱伴奏事情…


学校で合唱発表会というのは
文化祭の一貫や音楽発表会の一貫などで
長年どこでも行われている行事の一つですね

今年もその時期です


ですが
最近は伴奏のなり手がほとんど居ない様です



ピアノを習っていても
引き受けるのが嫌なので
ピアノを弾ける事をひた隠し…


ピアノを習っていたとしても
出来ませんとお断り


ぞれぞれ個々の事情があるので
仕方ないんだろうな、と思う反面



うちの生徒達には
なるべく機会があったらやると良いよー
と進めています


これはピアノ教室のそれぞれの方針で
ウチだけかもしれませんが


講師の先生の中でも
レッスンとは別なので見ません

もしくはレッスンが遅れるので
引き受けないように言ってある
という話しもよく聞きます



生徒さんの性格にもよりますが

どんな楽器でも歌でも
奏でる事が出来たら


発表会以外での発表の場は
とてもいい経験になるので
是非頑張って発表してもらいたいし


希望があれば手助けしたいと
私は思っています


でも
合唱の練習は
学校での練習含め発表までの
数ヶ月間自分との戦いです


宿題、他の習い事、部活、塾、、、
今の子ども達はとてもやる事が沢山あって
時間が無い中
そして
やっと時間ができて皆が家で遊んでいても
伴奏の練習に時間をとられます


うーん…
挙げるといい事がない様に感じられますし
何で大切な時間を合唱の伴奏練習に…
と思うかも知れません



伴奏を経験してきた今までの生徒全員


成長がホントに凄いんです…



合唱曲は学校で話し合いなどで決まるので
伴奏の難易度などはある程度加味されていても
やりたい伴奏を選ぶ事は
もちろんできませんよね


またレッスンの教本では学ぶことが少ない
沢山の概念や奏法が混ざっていますし


何よりも
独奏ではない伴奏という
指揮者、合唱に合わせる
という事を学ぶ事も大きいです


ピアノの発表会では自分が好きに弾けても
合唱の伴奏はそうはいきません


合唱がこんなニュアンスで歌う所で
どんな風に伴奏が入って…など
指揮者との共有も必要です


また伴奏ならではの
奏法もあります



かく言う私も
小学校から始まり高校まで合唱の伴奏を長年やり
高校時代は市の合唱団の伴奏も並行し
やっていました



私の場合は他の理由でしたが…
そのお話は
また綴りたいと思います♫












どれみらぼ

青森県十和田市のピアノ教室、音楽療法スタジオです。

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